受験体操のご相談で、
とても多くいただくのが、次のようなお悩みです。
- 塾のサーキットが難しくてできない
- 指示が多くて覚えられない
- 家でどのように練習すればいいかわからない
特にこの時期から、
「サーキットが苦手で…」
「塾の課題についていけていない気がします」
という声が増えてきます。
ですが、サーキットができない=能力が低い
ということでは決してありません。
多くの場合、
つまずいているポイントが整理されていないだけです。
この記事では、
「サーキットはどう練習していけばいいのか?」
「どこを見てあげればいいのか?」
を、受験体操の現場目線で整理してお伝えします。
サーキットでまず確認してほしいこと
サーキット練習で、最初に確認してほしいのは
お子さまが何個の指示を覚えられるかです。
例えば、塾の宿題で
6〜8個の指示が出ているとします。
ですが、お子さまの現在の状態が
「5個までなら安定して覚えられる」場合、
6個以上を一気に覚えようとするのは無理があります。
これは能力の問題ではなく、
段階を飛ばしてしまっている状態です。
サーキットは、
一つずつ数を増やしていく作業が必要になります。
サーキットができない時の考え方
サーキットは、
- 記憶する
- 思い出す
- 動きを実行する
この3つを同時に行う、
とても負荷の高い課題です。
そのため、
「できていない」という結果だけを見るのではなく、
どこで詰まっているのかを分けて考えることが大切です。
サーキットができない時のチェックポイント3つ
サーキットがうまくいかない時は、
次の3つのどこに課題があるのかを確認してみてください。
① 指示の「記憶の数」で詰まっている
- 途中から順番がわからなくなる
- 動きを飛ばしてしまう
これは、
覚えられる指示の数が限界を超えている状態です。
▶ 対策
まずは指示の数を減らし、
2個・3個から安定してできるように練習しましょう。
② 思い出す「反応の速さ」で詰まっている
① 原因
指示は覚えているが、
次の動きがすぐに出てこない。
これは体操ではなく、思考スピードの課題です。
② 練習方法
コースを覚えたら、
まずは動かずに順番を速く喋る練習を行います。
「入れて → 出す」という作業を繰り返します。
③ ポイント
繰り返し練習することで、
思い出す反応は少しずつ速くなります。
急がせず、頭の反応を整えることが大切です。
③ そもそもの「体の力」で詰まっている
- 支える力が足りない
- 疲れて途中で集中が切れる
- 動きが崩れて次に進めない
これは、
体の土台の力が足りていないケースです。
▶ 対策
サーキット全体ではなく、
一つひとつの動きを切り出して練習していきましょう。
サーキット練習で一番大切なこと
サーキットができない時、
ただ回数を増やすだけでは改善しません。
- 記憶の数なのか
- 思い出す速さなのか
- 体の力なのか
原因を分けて考えることで、
お子さまに合った練習方法が見えてきます。
まとめ|今の時期から良い習慣を
受験体操は、
短期間で無理に仕上げるものではありません。
今の時期から少しずつ、
- 覚えられる数を把握する
- 無理のない段階で積み重ねる
- できない理由を分解して考える
この習慣を身につけていくことで、
年長での伸び方は大きく変わります。
サーキットが苦手なお子さまほど、
正しい順番での練習が何より大切です。
