― 指導してきた中で共通して感じる「理解力」の差 ―

これまで体操指導をしてきた中で、
早慶をはじめとする難関校に合格したお子さんたちには、
いくつか共通して感じる点があります。

今回はその中でも、
特に大きな差になると感じているポイントについてお話しします。

多くのご家庭が注目しがちなポイント

体操というと、

・運動能力が高い
・動きがきれい
・力がある

といった点に目が行きがちです。

もちろん、これらの力があることは素晴らしいですし、
運動において大切な要素であることは間違いありません。

ただ、私がこれまで指導してきた中で
「合格したお子さん」に共通して感じるのは、
それ以上に別の力でした。

合格した子に共通して感じる一番の違い

それは、
話を理解し、自分の動きに反映する力です。

一度聞いたことを、
ただ覚えるのではなく、
自分なりに噛み砕いて理解し、
すぐに体の動きに落とし込めるかどうか。

この部分に、
合格するお子さんとそうでないお子さんの
はっきりとした差を感じます。

具体例:くま歩きの指導の場面から

例えば、くま歩きの練習をしている場面です。

練習前に、私が次のようなポイントを伝えたとします。

  • 手は遠くにつきましょう
  • お尻はしっかり上げましょう
  • 足が開きすぎないように気をつけましょう

このようにポイントを3つほど伝えた上で、
一人ひとりの動きを見ながら、

「今のは、手が近かったね」
「お尻が少し下がっていたよ」
「足が開きすぎているね」

と、個別にアドバイスをしていきます。

話をしっかり聞いている子の特徴

ここで差が出てくるのが、
話の聞き方と反応です。

「じゃあ、今先生は何て言ったかな?」
と聞いたときに、

真っ先に答えようとする
自信を持って発言できる

こうしたお子さんは、
話をしっかり聞いていることが多いです。

さらに素晴らしいのは、
聞いた内容を
そのまま次の動きに反映できることです。

言われたポイントを意識しながら、
手の位置や姿勢を変えてくる。
この「理解 → 実行」の速さは、とても印象的です。

伝えたことを、どれだけ実行できるか

感覚的な表現にはなりますが、
私の印象としては、

こちらが10伝えたときに、
合格に近いお子さんでも
5くらいしっかり実行できれば、とても優秀だと感じます。

一方で、
話を聞いていなかったり、
理解しようとする姿勢がまだ育っていない場合は、
1か2しか動きに反映されないこともあります。

この差は、
練習を重ねるごとに
どんどん大きくなっていきます。

反応の速さと自信はつながっている

話をよく聞き、
理解して行動できるお子さんは、

・反応が速い
・動きに迷いが少ない
・自信を持って体操に取り組める

という特徴も持っています。

頭の反応が速いお子さんは、
運動面でも自然と安定してくることが多く、
「理解する → 体を動かす → 成功体験を積む」
という良い循環が生まれているように感じます。

まとめ

私がこれまで指導してきた中で、
早慶・難関校に合格するお子さんに共通して感じるのは、

・話を聞く力
・理解して行動に移す力
・聞いたことを動きに反映できる力

といった、理解力の部分です。

体操は、
ただ体を動かすだけではなく、
頭と体をつなげて使う力が
とても大切だと日々感じています。

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